シチリア島の果てから [イタリア国鉄]
今回は、最近の旅行から書いていこうと思います。
今年の日本の冬は本当に寒かったと思いますが
その寒さを忘れようと、イタリア・シチリア島に向かいました。
きっと電車で旅行できると思っていたのが大きな勘違い。
この島は、本当に電車が不便です。
イタリア本土への玄関口メッシーナから二つの大都市
北岸のパレルモと南岸のカターニアにそれぞれのびる路線が幹線。
幹線も1日2往復の特急インターシティ、
昼から夜にかけてシチリアを出発し、本土を目指す3本の夜行列車ぐらいが
立派な列車で、ローカル列車は朝夕に多少走る程度です。
パレルモと世界遺産のあるアグリジェントの間は
そこそこ走っているものの、あとの路線は1日1〜2本とか…日曜日は運休とか…。
自治体の補助でローカル線でも1時間に1本は走る
北部ピエモンテ州あたりとは大違いです。
というわけで、ようやく電車に乗ったのは
シチリアに入って4日目でした。
特急や急行の始発駅となるシラクーザから、
まずは風光明媚で知られるタオルミーナを目指します。
今年の日本の冬は本当に寒かったと思いますが
その寒さを忘れようと、イタリア・シチリア島に向かいました。
きっと電車で旅行できると思っていたのが大きな勘違い。
この島は、本当に電車が不便です。
イタリア本土への玄関口メッシーナから二つの大都市
北岸のパレルモと南岸のカターニアにそれぞれのびる路線が幹線。
幹線も1日2往復の特急インターシティ、
昼から夜にかけてシチリアを出発し、本土を目指す3本の夜行列車ぐらいが
立派な列車で、ローカル列車は朝夕に多少走る程度です。
パレルモと世界遺産のあるアグリジェントの間は
そこそこ走っているものの、あとの路線は1日1〜2本とか…日曜日は運休とか…。
自治体の補助でローカル線でも1時間に1本は走る
北部ピエモンテ州あたりとは大違いです。
というわけで、ようやく電車に乗ったのは
シチリアに入って4日目でした。
特急や急行の始発駅となるシラクーザから、
まずは風光明媚で知られるタオルミーナを目指します。
あらためて「はじめに」 [オーストリア国鉄]
以前、このブログを読んでいただいた方、ありがとうございます。
初めてヨーロッパに旅だってからはや5年。
このわずかな間に11回現地に飛び
スイスだけではなく、ドイツ、イタリア、オーストリアなど
わずかの間にヨーロッパだけでも9カ国を回ることができました。
ベテランの旅行者の方から比べればまだまだですが
これからヨーロッパへ鉄道の旅に出かけられる方に
お役に立てばと、スイスに限らない記事を書いていこうと思い
あらためてゼロから書き直そうと思います。
写真は、最近の旅行の写真から1枚です。
場所はクーフシュタイン、ドイツとの国境にあるオーストリアの駅です。
時間は朝5時すぎ、氷点下10度ぐらいの寒さです。
なぜ、こんなところで下車しなければならなかったのか。
それは、ローマとウィーンとを結ぶ寝台列車の予約が日本でとれなかったからです。
イタリア国鉄の予約サイトはうまくユーレイルパスの番号を受け付けてくれないし
オーストリア国鉄のサイトではパスホルダー料金でオンライン予約はできません。
すでに年末になっているので、日本の旅行代理店は店じまいしています。
やむを得ず使った手が「ドイツ鉄道(DB)」の予約サイトです。
ローマ・ウィーン間の寝台列車には途中までローマ・ミュンヘン間の列車がつながれています。
このローマ・ミュンヘン間の運行は「ドイツ鉄道」が担当していますから
たとえ乗車区間にドイツ国内が含まれていなくても、予約ができるんです。
そこでローマ=>クーフシュタイン間は寝台列車で休み
朝5時にクーフシュタインで起きてウィーン行きの特急「レイルジェット」にのれば
10時前にはウィーンに到着できます。直行の寝台列車でも9時前着ですから大差ありません。
レールパスもありますから、料金も変わりませんし…。
…なんて失敗談もお話ししていきたいと思います。